書評

谷川俊太郎「ここはおうち」は親子で心から楽しめる不思議な絵本!

ここはおうち

皆さん、こんにちは!「子ども未来教育研究所」みらいTです。

今日は、谷川俊太郎さん作の絵本「ここはおうち」を紹介します。

谷川俊太郎さんの心温まる詩、そしてJunaidaさんの不思議な絵。

子どもへの読み聞かせはもちろんですが、絵を見て楽しむことができる絵本です。

1 基本情報

・題名:「ここはおうち」

・作:谷川俊太郎

・絵:Junaida

・出版社:ブルーシープ

・発売日:2023年4月

・定価:税込 ¥2,400

2 あらすじ

白壁のとてもかわいいお家。

居間、キッチン、寝室とスマートに整理整頓されています。

日はおでかけの日です。

街の中は、不思議な不思議な景色です。

不思議なピラミッド?

不思議な時間?

不思議な海?

不思議な国?

そして、不思議な宇宙?

「ただいま」って家に戻ると、整理整頓されていた家がこれまた不思議な空間に!

お留守番をしてくれていたのはいったい誰?

3 読後感

小さな子どもにとって自分の居場所である「おうち」の大切さを確認できる絵本です。

谷川俊太郎さんの紡ぐ詩的でシンプルな言葉が、日常生活の小さな幸せや愛情を感じさせてくれます。

この本の特徴の一つは、イラストの鮮やかな色使いです。

とても不思議な世界観のイラストなのですが、思わず見入ってしまいます。

「おうち」がテーマですが、世界旅行からの帰宅で「家は子どもにとって大切な居場所」と再確認できる読後感です。

4 まとめ

この本は、乳児本によくある厚い紙でできたボードブックです。

その結果、本は開いた状態で飾ることが可能です。

まるで絵画を部屋に飾るような雰囲気です。

その日の気分で「街のページ」「海のページ」「時間のページ」そして「宇宙のページ」などを展示し、家族みんなで楽しんでみてはいかがでしょうか?

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