書評

小学館の図鑑 NEOシリーズから『はじめての国宝』が発売された!

「はじめての国宝」

皆さん、こんにちは!「子ども未来教育研究所」みらいTです。

本日紹介するのは、今どきの小学生の多くが学校図書館でお世話になっている小学館の図鑑NEOシリーズです。

このシリーズから、衝撃の一冊が発売されました。

これまでのNEOシリーズは「動物」や「植物」、「鳥」や「魚」といった日常生活に密着した疑問に答える図鑑として図書館に君臨していました。

それが『はじめての国宝』という名前に驚き、はじめて書店で手にとったときは、表紙のインパクトに圧倒されました。

1 基本情報

〇小学館の図鑑 NEOアート『はじめての国宝』

・出版社:小学館

・発行日:2025年2月

・定価:本体2,700円+税

2 『はじめての国宝』ってどんな図鑑?

『はじめての国宝』は、日本の国宝について、絵画、彫刻、工芸品、建造物など、さまざまな国宝を250点ほどを紹介しています。

特徴としては、美しい写真やイラストがたくさん載っているので、ページをめくって眺めるだけでも楽しく学べることができます。

私が最初にこの本を手にとったときも、解説を読む前にとにかく一枚一枚の写真を眺めるだけで、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

2ページごとに子どもの興味をひくテーマがあり、新しい視点から国宝を楽しむことができました。

また、日本の長い歴史の中で生まれた国宝をしることで、日本文化への理解が深まると同時に、国際人としての教養も高めることができる構成となっています。

一度手に取ってみてください。間違いなく子どもから大人まで楽しめる内容で、日本の美術の魅力をたっぷり味わうことができる宝箱のような図鑑なのです。

3 「NEOシリーズ」とは?

小学校の図書館では必ず見かける「NEOシリーズ」です。

私自身、「花」や「鳥」の名前などはちょっと苦手で、子どもたちに「この花の名前なんて言うの?」と聞かれたとき、よく「図書館で調べてみよう」と答え、NEOシリーズを活用した経験があります。

NEO」とは、Nature(自然と生物)、Earth(地球と宇宙)、Origin(起源をたずねて)の頭文字とのこと。

私たちの身の回りの環境は、子どもたちの探究心をくすぐる最大の場所でもあります。

そんなとき、「NEOシリーズ」一冊が子どもたちの知識を増やし、成長の一助になるのは間違いのないことです。

4 「NEOシリーズ」ラインナップ

ポイント

・「NEOアートシリーズ」:『はじめての美術』『はじめての国宝』

・「NEOシリーズ」:『動物』『植物』『昆虫』等多数

・「プレNEOシリーズ」:『くふうの図鑑』『ふしぎの図鑑』等

・「NEOポケットシリーズ」:『魚』『恐竜』『危険生物』等

「くふうの図鑑」

「くふうの図鑑」

「危険生物」

「危険生物」

 

5 まとめ

「小学館の図鑑 NEOシリーズ」は、もちろん子どもたちのための図鑑です。

ただ、例えば『はじめての国宝』、最初は間違いなく子どもにはハードルが高いものです。

しかし、NEOシリーズは大人でも楽しめる図鑑です。

まずは、大人自身が興味をもち、調べ学習を進め、手元に「図鑑」を置いておくことで、自然に子どもも興味をもつはずです。

AI時代だからこそ、図鑑というアナログを通して、子どもたちの知識や知恵を膨らませることが、私たち大人のやるべきことではないでしょうか?

まずは、一番興味のある「NEOシリーズ」を一冊手元に置いておくことをおススメします。







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