皆さん、こんにちは!「子ども未来教育研究所」みらいTです。
皆さんは、絵本「パンどろぼう」シリーズをご存じですか?
シリーズ累計370万部を突破するという、絵本の王様的なシリーズです。
その新作が1年ぶりに発売されたので、今一度このシリーズについて振り返ってみたいと思います。
1 「パンどろぼう」シリーズ全6冊
それでは、発行順に6冊をみてみましょう。
ポイント
①「パンどろぼう」 2020年4月発行
②「パンどろぼうVSにせパンどろぼう」 2021年1月発行
③「パンどろぼうとなぞのフランスパン」 2021年11月発行
④「パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち」 2022年9月発行
⑤「パンどろぼうとほっかほっカー」 2023年9月発行
⑥「パンどろぼうとりんごかめん」 2024年9月発行
このように、ほぼ1年毎に発売されているのがわかります。
2 シリーズの特徴
「パンどろぼう」の正体は?
とにかく、あまり詳しいネタバレは極力控えたいと思っています。
このシリーズ、どの本から読み始めても子どもたちにとっては、ユニークな内容に引き込まれること間違いないありませんが、まずは1冊目「パンどろぼう」を読むことをおススメします。
なぜ、彼はどろぼうだったのか?
何が、彼の運命を変えたのか?
そのことを知ることで、その後のシリーズの内容を十分に把握していくことができると思います。
そのあとは、どの本を読み進めるかは自由です。
3 シリーズおススメ本
私のおススメは、なんといっても「パンどろぼうとほっかほっカー」です。
それは、「ほっかほっカー」の内部だったり、修理部屋の中だったりが、子どもたちにとって、とても魅力的に映るはず。
もう一冊は、「パンどろぼうVSにせどろぼう」、突如現れた「にせパンどろぼう」、さあ、パンどろぼうはどうする?
もう一冊は、「パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち」・・・、つまりはどの本をとっても、おススメなのです。
4 最新刊「パンどろぼうとりんごかめん」の魅力
帯にあるように「最強にして最弱!たよれる(?)ニューヒロイン!」からわかるように、まるで「ヒーロー戦隊」が登場するような内容の絵本。
とにかく、パンどろぼうシリーズ全体を通して言えるのですが、コミカルで親しみやすいキャラクターが子どもたちの心を惹きつけます。
今回の「りんごかめん」も、「最強にして最弱(?)」という言葉がびったりのキャラクターです。
もちろん、その活躍ぶりは読んでからのお楽しみ!
作者の柴田ケイコさんのイラストは、いつもながらシンプルでありながらも個性的であり、色彩豊かに描かれています。
キャラクターはもちろんのこと、様々なパンの数々がこれまた魅力的。
今回は、最後に登場する「フルーツサンド」が超みものです。
まとめ
おおよそ一年に一度の発売ということで楽しみにしている子どもたち、そして大人の皆さんも多いことと思います。
「パンどろぼう」初心者の方も、「パンどろぼう」ベテランの皆さんも、今一度この魅力に沼ってみてはどうでしょうか?
「パンどろぼう」一冊で、家族の会話と笑顔が花咲くこと間違いありません。