書評

絵本「おべんとう」は、前から読んでも後ろから読んでも・・・?

2024-10-02

絵本「おべんとう」

皆さん、こんにちは!「子ども未来教育研究所」みらいTです。

本日紹介する絵本は、「おべんとう」です。

実は、「おべんとう」という題名の絵本はいくつかあります。

その中でもこの本は、「前から読んでのも、後ろから読んでも、読める絵本」なのです。

それって、いったい、どういうことなのか?

1 基本情報

・題名:「おべんとう」

・作と絵:さとう めぐみ

・出版社:ひかりのくに

・発売日:2015年10月

・定価:本体850円+税

2 この本の魅力

この本は「前からも後ろからも読める絵本」です。

とてもユニークで、1冊で2度楽しむことができるという、子どもたちにとって新鮮で楽しい体験を提供してくれます。

絵もとてもカラフルで、シンプルなストーリーが子どもたちを引き込んでいきます。

3 この本のあらすじ(1)前から読むと

前から読むとお弁当を作る過程が描かれています。

からあげ、きゅうりちくわ、チーズちくわ、ブロッコリーからたまごやき。

次々と子どもたちの好きなものが弁当箱に入れられていきます

最後はおにぎりを入れて、行ってらっしゃい!

4 この本のあらすじ(2)後ろから読むと

後ろから読むと、お弁当を食べるシーン

今日のお弁当なんだろう

ドキドキ、わくわく!

最初は、おにぎりから。

シューマイ、トマト、えびフライ、そして大好きなたまごやき。

最後にからあげを食べてごちそうさま!!

5 読後感

「前からでも後ろからでも読める」という独特な構造の絵本。

どちらから読んでも、異なる視点、ストーリーが展開されるため、子どもたちは「もう一度読んでみたい」という気持ちが沸きます。

そして、お弁当という親子一緒に楽しめるという性格の絵本であることから、この絵本をきっかけに、食べ物の好き嫌いの話等、日常の生活に根付いた要素をもった絵本であるといえます。

まとめ

とにかく「1冊で2度おいしい」と評判の絵本です。

お母さんの作るお弁当、そしてそれを食べる子どもたち。

どちらも笑顔になること間違いなしの絵本です。

ぜひ、一度手に取ってみてほしい一冊です。

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