書評

いぬいさえこさん著の「きみのことが だいすき」は癒し系絵本!

2024-07-25

きみのことが だいすき

皆さん、こんにちは!「子ども未来教育研究所」みらいTです。

本日の絵本書評はいぬいさえこさんの「きみのことが だいすき」です。

1 基本情報

・題名:「きみのことが だいすき」

・作者:いぬい さえこ

・絵:いぬい さえこ

・発売日・2022年2月5日

・定価:本体1,200円+税

2 あらすじ

小さな森にたくさんのどうぶつたちがくらしています。

悩みをかかえているどうぶつたちに、そっとやさしいことばを投げかける声が聞こえてきます。

そんな言葉にちょっと耳を傾けてみましょう。

つらいとき・・・

悲しいとき・・・

心細いとき・・・

怒っているとき・・・

どうぶつたちのことばに、私たちは心が洗われていきます

3 読後感

まずは、表紙と裏表紙の絵に惹かれます。

多くの人がこの表紙を見て、ほっこりするはずです。

そして、最後には「だいすきだよ」の言葉にホロリとするはずです。

読み終えた後、この表紙と裏表紙が対になっていることに気づくと思います。

こんな絵本作りにも感動があります。

 

私たち人間は、たくさんの悩みを抱えながら生きています。

誰もが「癒し」を求めているのも今の時代です。

そんな「癒し」を求めている大人のための絵本がこの「きみのことが だいすき」なのです。

明日は いい日になるよ

こんな言葉が、読む人を優しく包んでくれるはずです。

4 作者紹介

いぬいさえこさんの作品は、まずはその絵の繊細さに驚きます。

動物たちの毛の一本一本から、指先の一つ一つまで見るものを惹きつけます。

そして、優しい言葉の数々に心が温まります

ぜひ、一度はいぬい作品を手に取り、ご自分の目でこの絵本の良さに触れてほしいと思います。


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