全国歴史探訪

「祝!世界遺産登録」青森県 三内丸山遺跡攻略ワザ3選+おまけ2選

2024-07-06

三内丸山遺跡

皆さん、こんにちは「子ども未来教育研究所」miraiTです。

全国歴史探訪第一弾、「青森県 三内丸山遺跡攻略ワザ」です。

2021年に、「北海道・北東北の縄文遺跡群」として、世界遺産に登録されたことは、皆さんもご存じのことと思います。

三内丸山遺跡正面入り口

正面入り口

基礎編

世界遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、「北海道・青森県・岩手県・秋田県」の4道県にまたがっている17遺跡が対象です。

その中でも、ここ青森県の三内丸山遺跡は、規模、内容、出土品、どれを取っても17遺跡の中でもNO.1遺跡と言えるのではないでしょうか。

では、「三内丸山遺跡」攻略ワザを3つのポイントから見ていきたいと思います。

ポイント

1 「北海道・北東北の縄文遺跡群」NO.1遺跡

2 縄文時遊館の圧倒的展示力がすごい

3 「れすとらん五千年の星」の内容がすごい

それでは、さっそく縄文時代にタイムスリップしてみましょう。

1 「北海道・北東北の縄文遺跡群」NO.1遺跡

正面入り口から入り、受付を済ませ、さっそく縄文遺跡群の探訪に出発します。

時遊館を出ると

いよいよ縄文の世界が出現

私はこの地に15回来ていますが、そのうち13回は小学校の修学旅行。

自分の学びで来るのは、なんと2回目です。

次々に現れてくる縄文の遺跡群は、何度見ても言葉を失います。

当時の人々は、何を思い、どういう生活を営んでいたのかを考えずにはいられません。

高床式住居

高床式住居

大型竪穴住居

大型竪穴住居

大型掘立柱建物

大型掘立柱建物

他の建物は明確に「住居」ですが、この建物は「物見やぐら?」「灯台?」それとも「まつりのための施設?」「神殿?」等、用途が不明です。

どちらにしても、「三内丸山」ムラを象徴する建物であることには変わりありません。

三内丸山遺跡がNO.1であるゆえんは、この敷地面積の広さだけではありません。

2 縄文時遊館の圧倒的展示力がすごい

「北海道・北東北の縄文遺跡群」の中で、圧倒的敷地面積を誇るのが、東京ドーム9個分の広さがある三内丸山遺跡です。

しかし、三内丸山遺跡はその敷地面積だけでなく、出土品、そしてそれをどう見せるかという、展示力のすごさにあると私は思っています。

時遊館に戻り、展示の様子を見てみましょう。

まずは、「縄文シアター」や「さんまるミュージアム」といった大人も子どもも楽しめる展示の数々です。

大型板状土偶

大型板状土偶

土器収蔵庫

土器収蔵庫

ビッグウオール

ビッグウオール

このようにちょっと油断すると、見過ごしてしまうようなところにまで、様々な展示があります。

この展示力は、他の遺跡群とは比較にならないものがあります。

3 「れすとらん五千年の星」の内容がすごい

縄文時遊館に併設している「れすとらん五千年の星」

縄文時代の食を満喫できるだけでなく、「縄文プレート」が修学旅行の子どもたちには大人気です。

何が大人気なのかは、ぜひ一度食してもらえばわかります。

残念ながら、今回の三内丸山遺跡の旅では、旅行者多数で超満員だったため写真撮影は断念しました。

年内にはもう一度、「れんすとらん五千年の星」に挑戦したい!!

おまけ 2選

1つ目のおまけは、ここ三内丸山遺跡の観覧料です。

なんと、410円というこれまた圧倒的なコスパの良さです。

「子ども未来教育研究所」は、様々な歴史探訪に挑戦しています。

観覧料が1,000円を超える施設が数多くあるなか、ここ三内丸山遺跡の観覧料は破格です。

410円で5000年の夢を見る

 

2つ目のおまけは、この施設です。

昔の入り口?

昔の入り口?そして、昔は正面にあった石碑?

大型掘立柱建物の少し手前にあるこの建物、少し前までは「資料館」という位置付けだったかと思います。

しかし、今回この建物から資料館的な要素はなくなり、ただの休憩所ということでした。

私の記憶では、今から数十年前、初めて修学旅行でこの三内丸山遺跡に来た時には、現在の時遊館はなく、この建物の裏側が正面入り口だったような気がします。

そして、この石碑も当時は、この正面にあったような・・・?

もしかしたら、私の記憶違いかもしれません。

どなたか詳しい方、教えていただければ幸いです。

まとめ

縄文遺跡は、日本の至るところに存在するものです。

今の私たちの生活の中には、そのルーツが縄文時代と思われるものが多数あります。

自然を崇拝し、自然と共に生きてきた縄文時代。

「子ども未来教育研究所」もその地域の歴史や文化の成り立ちを知り、誇りや愛着を持てるような未来を創っていきたいと考えています。

 

 

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