子育て

【子育て保護者必見】大人には?な子どものマイナス行動を考える!

口答え

皆さん、こんにちは!「子ども未来教育研究所」miraiTです。

子育ては、誰もが最初は初心者です。

様々な悩みや疑問を抱えながら子育てをしているというのが実態ではないでしょうか?

ポイント

・子育ての大変な時期っていつ頃なのだろうか?

・「いやいや期」とか「口答え期」って聞くけど、どうやって対応したらいいの?

・そもそも、子どもとどう向き合っていいのかわからない?

私も数十年前に二人の子どもの子育てを経験しましたが、もちろん初心者でわからないことだらけでした。

今ではたくさんの子育て相談を受けたことや、保育者をめざす学生との学びの中から、子育ての原理原則のようなものを見つけることができるようになりました。

本記事では、子育て初心者の保護者の皆さんが抱えるであろう様々な悩みや疑問の解決につながる考え方を紹介していきたいと思います。

『子育ては、誰もが最初は初心者』

当たり前の話ですが、子育ての最初は誰もが初心者です。

もちろん、何人もの子育てをして、中には子育てベテランと言われる方もいるかもしれません。

とはいえ、子どもはひとりひとり違います

教育保育には、正解はないとも言われています。

子育ての大変な時期っていつ?

「いやいや期」とか「口答え期」って聞くけど、対応の仕方がわからない?

子どもとどう向き合っていいのかわからない?

こんな疑問や悩みは誰もが一度は経験したことがあると思うのです。

教育保育に正解なしとはいえ、原理原則を押さえているかいないかで、ずいぶんの親の負担の実感が変わってきます。

子どもの成長とはどういうものなのか、その時その時、親としてどう接したらいいのか、ということをたくさんの子どもたち、そして保護者と接して把握できた内容について報告します。

「大人には?な子どものマイナス行動について」どうすれば、プラス思考で考えることができるかを年齢別にひも解いていきたいと思います。

1 『0~3歳はいたずら時代』 「いたずら期」と呼びます。

寝返りを始めるようになり、そこからハイハイをするようになるとどもの世界は一気に広がります

見るもののすべてが赤ちゃんの心をくすぐるものばかりです。

手に取ってみたくなる、口に入れてみたくなるのはある意味当然です。

しかし、大人はそれは触っちゃだめ、それは口に入れてはいけないと言いがち

親の気持ちは、私にも十分わかりますが、赤ちゃんの好奇心や探求欲求を阻害することのない大人の対応が、この時期の子どもには必要です。

そんな中、時には小さなケガをすることもあるでしょう。

大きなケガをさせないためには、小さなケガの経験は必要なことだと考えます。

いたずら期には、思いっきり、いたずらをさせてやることが親の使命と認識しましょう。

そのことが子どもの創造力の芽生えの第一歩と理解してください。

2 『2~4歳児はいやいや期』 「第一反抗期」と呼びます。

この時期の子どもはまわりの大人に対して「いやだ、いやだ」を連発します。

「いやいや期」「反抗期」は子どもにとって必要不可欠な成長過程です。

これを知らない親は、「親の言うことを聞かない、なんて子だ」などと思いがちです。

しかし、「いやいや期」は正常な成長過程です。

自我が芽生えはじめ、自発性が生まれてきた子は、自分を主張するようになります。

「いやいや」はもちろんのこと、できないことまで「自分でする」ことが多くなります。

服を着る、ボタンをかける、靴をはく等々。

うまくいかないときは励まし、できたときは気を逃さず褒め言葉をかけてあげることで、自発性を伸ばすことにつながります。

3 『4~6歳は友人形成期』 「けんか期」と呼びます。

年中から年長、そして小学校に通う時期になると、友だちと遊ぶことが日常生活の中心となります。

この時期は「けんか期」と呼ばれ、自己主張が強くなった子ども同士でのけんか、仲直りを繰り返すのが特徴になります。

これは大人のけんかとは全く異質のものです。

ここでのけんかは、相手を思いやったり、相手を理解し信頼したりする一歩になるものです。

ですから、「けんかをする」=「悪い子」では決してないということを大人が理解しておく必要があります。

よく言う「子どものけんかに親が出るな」というのも、こんなところからくるものだと考えましょう。

4 『7歳~10歳はギャングエイジ』 「口答え期」と呼びます。

小学校2~4年生はギャングエイジと呼ばれます。

私も何度も担任をした経験がある学年です。

友人形成期を経た子どもたちは、より深く友だちとの関係を深めていきます。

親や先生といった大人には、内緒だったり秘密だったりする冒険やいたずらをするようになるのが、ギャングエイジの特徴です。

皆さんが子どもだった頃、一度や二度そのような経験があるのではないでしょうか?

(私も立入禁止の場所に入ったり、ピンポンダッシュをしたりした経験はこの時期でした!)

そして、この時期の子どもの特徴のひとつが「口答え」です。

特に友だちとの関係が深くなればなるほど、親や先生の言葉よりも友だちとの約束を大事にするため、「口答え」という行為に向かっていくのです。

これこそ、子どもが自律する一歩なのです。

「口答え」は、「いやいや期」同様、正常な発達段階のひとつです。

決して「親に口答えするとは・・!」などと思うことなく、むしろ「うちの子、成長しているな」と見えないところでガッツポーズをするような親になってほしいと思います。

まとめ

「いたずら」も「いやいや期」も「けんか」も「口答え」も、大人の感覚ではどれも?であり、マイナス行動です。

しかし、成長過程の子どもにとっては、実はどれもとても大切な意味ある行動なのです。

ですから、子どもの大切な成長過程を私たち大人が、温かく見守る姿勢が必要です。

そして、こんな経験体験をさせることで、子どもたちが一層成長していくことが考えらえます。

ポイント

・失敗の体験をさせること

・冒険の成功体験を覚えさせること

・小さなケガが大きなケガを防ぐこと

子どもの?行動を、しっかり理解し、見守ることで子どもたちがしっかりと成長し、笑顔の子育てが実現することを願っています!

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